猫背・姿勢矯正
- 以前から首や背中に張り感がある
- 姿勢の悪さを自覚することがある
- 頭痛や疲労感を感じやすい
- 姿勢による見た目を気にしている
- 長時間座っている姿勢を維持できない
猫背とは?
皆さんは上記に当てはまるものはありましたか?
近年は在宅勤務の増加、自粛による自宅での生活により悩まれている方が多いですが、中には我慢している方もいらっしゃると思います。
その姿勢や症状に対して、みなさんは何か対策はされていますか?
・イスに座ってテレビ、映画を見ているとき
・仕事をしているとき
・スポーツをしているとき
・長時間のデスクワークやスマートフォンを操作しているとき
いろんなシチュエーションの中でお身体に負担はかかりますが、そのようなケースに
『猫背だなぁ・・・』
と感じる瞬間があると多くの方からお話を受けます。
基本的な日常生活動作の多くは肩を巻き込み、背骨を丸める動作が非常に多いです。
そのため、意識して姿勢を正さないと頭部を支えている背骨が徐々に歪み、自覚のないまま猫背になっていたりします。
猫背や姿勢の悪さは第一印象を損ねる原因になってしまうだけでなく、自律神経の乱れ、呼吸が浅くなる、睡眠の質が下がる、上半身と下半身の連動が悪くなりスポーツパフォーマンスが落ちてしまうなど、知らず知らずのうちに健康にも様々な悪影響を及ぼす恐れがあります。
猫背は大きく4パターンに分かれます。
猫背姿勢=首・肩が悪い!と思われている方が多いですが、猫背には4パターンあるため、必ずしも首・肩だけの影響ではないと皆さんはご存知でしょうか?
首猫背
首の骨が肩よりも前に出てしまっている状態。
『ストレートネック』の方に多い猫背パターンです。
肩猫背
肩が内巻きになり肩甲骨が外側に引っ張られてしまうことで、肩の動き含めて制限があるような状態。『巻き込み肩』の方に多い猫背パターンです。
背中猫背
骨盤が寝てしまい、背中が丸まっている状態。
背中に辛さを感じる方、呼吸がしにくい方、腹筋が不足している方によく見られます。
反り腰猫背
背中猫背とは逆に、腰が反ってしまっている状態。
腰痛やぽっこりお腹などの体型の変化のある方、腹筋が不足している方によく見られます。
あなたはどの猫背のパターンに当てはまるでしょうか??
骨盤の歪みにより『反り腰』になってしまうと姿勢の悪化を招くだけでなく、腰痛や代謝が悪くなる影響で肥満などの副次的な症状に繋がるケースがあるため、あらゆる面において影響を及ぼします。
人から猫背や姿勢の悪さを指摘されても、〝自分って本当に猫背??〟
と自覚のない人は必ずしも首・肩が原因での猫背ではないのかもしれません。
姿勢の悪さに身体が慣れてしまうと、無意識のうちに猫背の方が楽!
と感じてしまい、身体の歪みが徐々に増加していきます。
たとえ、その姿勢が楽だと感じていても猫背や悪い姿勢は正しい姿勢よりも筋肉に大きな負荷を与えているため、時間の経過に連れて身体の不調を感じるようになります。
このように、猫背や姿勢の悪さは、知らないうちに身体に大きな負担を与え、さまざまな症状を引き起こす原因となることから、自分自身で自覚を持つだけでなく早急に改善していく必要があります。
普段、姿勢は気にして過ごされていますか?
悪い姿勢とは?
・足を組む
・座位で身体を捻った状態
・片足重心で立つ
・肘をついて頭を支える
・集中するために画面に顔を近づけて作業する
など、想像しても身体によくなさそうな体勢は色々あります。
長時間これらを続けると、筋肉への負担のかかり方に左右差が生まれて柔軟性が低下し、背骨や骨盤を引っ張ることで結果として『歪み』を生んでしまいます。
左右差が生まれると、肩甲骨・背骨・骨盤の位置関係が崩れ、歪みを補正しようと片側の首・肩、肩甲骨に付着している筋肉が頚椎を引っ張ることで、首の傾き・肩の高さなどに歪みが生じてしまいます。
他にも、何らかの影響で片側の足をかばって歩いたり、腰の痛みを和らげるために楽な姿勢を続けていると、返って背骨や骨盤の歪みを引き起こす場合もあるため、注意が必要です。
正しい姿勢(ゴールデンライン)
姿勢にはゴールデンラインと呼ばれる綺麗な姿勢を作るために必要なラインがあります。
耳・肩・骨盤・膝・足首の5ポイントが一直線になっている姿勢が一番きれいな正しい姿勢と言われています。
この姿勢にどれだけ近づくことができるかが正しい姿勢を作る上で必要なことです。
猫背や姿勢の悪さからのさまざまな不調
先ほどもお話したように、猫背や姿勢の悪さが原因で、身体にさまざまな不調の症状が現れることがあります。
猫背や悪い姿勢が継続されることにより、肩甲骨・背骨・骨盤の位置関係が崩れることで頭を支える背骨が歪み、首から肩、腰にかけて負担がかかります。
これが首・肩こり、ギックリ腰などの腰痛、X脚・O脚等の下半身のアライメント異常、膝痛・頭痛など、全身のあらゆる不調につながります。
下記のうち1つでもあてはまる症状がある方や、猫背や姿勢の悪さでお悩みの方は早期の改善が必要になります。
肩こり
多くの方が『肩こり』という言葉を使いますが、そもそもこれがどのような原因で起こっているのか皆さんはご存知でしょうか?
肩こりは僧帽筋と呼ばれる首~肩にかけて繋がる部分での、筋肉の硬結部位を指します。
肩の巻き込みや普段の仕事・生活による負担が影響して肩甲骨が外方に引っ張られてしまうことで本来使うべき肩周囲の筋肉がうまく使えなくなり、代償的に負担がかかってしまったことで引き起こされるものです。
肩こりはそのようなお身体におけるアライメント異常の〝サイン〟です。
硬さはその部分における血流障害なので、猫背や姿勢の悪さが原因で肩まわりや背骨まわりの筋肉が緊張すると、より血流循環が悪くなり重度の肩こりになることがあります。
ストレートネック
先ほどの猫背の4パターンでの首猫背に関係します。
本来、首の骨は通常であればC字状の緩やかなカーブを描いています。
ただ、パソコン等の猫背姿勢が原因で首が前に突き出すような姿勢を多くとっていたりすると、カーブが無くなり真っ直ぐ伸びきった状態になります。
これをストレートネックといいます。
この状態では、重力下においてダイレクトに首と肩の筋肉に負担がかかります。
それに加えて重い頭を支えることになるため、首・肩こりの原因になります。
頭痛
頭痛はいろんな種類がありますが、そのひとつに『緊張性頭痛』があります。
これは首・肩のまわりの筋肉の緊張していることが原因で痛みを引き起こすといわれています。長時間の筋の伸長による神経への圧迫が頭痛・めまいを引き起こすとされているため、柔軟性を向上させないとなかなか症状として改善が難しくなってきます。
多くは仕事などで疲労がたまる昼~夕方の時間帯に出てくるケースが多く、病院での検査等では異常ないが、頭痛やめまいなどの不調が続いているときは猫背や姿勢の悪さが影響している可能性があります。
腰痛
先ほどお話した反り腰猫背に関わってきます。
猫背の人や姿勢の悪い人は、首・肩周囲の筋肉がうまく使えなくなる分、腰周囲の筋肉を無意識のうちに使ってしまうため、姿勢の良い人に比べて筋肉への負荷が大きくなります。
起床時に腰部に張り感・重だるさがある、座位状態の際に痛みがある等、常に腰に辛さを感じる方は、『お腹の前の筋肉の硬さ』や『筋力の不足』による腰椎前弯状態(反り腰)になるため、結果として首が前に落ち込んでしまい姿勢の悪さを引き起こします。
呼吸が浅い・睡眠不足
姿勢が悪くなると胸郭と呼ばれる肋骨で覆われた体幹部分が縮んでしまい、呼吸がしづらいなどの症状が出てきます。
息苦しさを感じたときに、呼吸器内科等を受診して検査をしても原因が見つからない場合があるため、その場合の原因の1つとして考えられます。
また、呼吸が浅いことで脳への酸素供給がうまくいかず、集中力が続かない、熟睡できず夜中にちょくちょく目が覚めてしまうといった症状も出てくる場合があります。
睡眠の質が悪いのは栄養面の影響もあるため別の理由も考えられますが、状態次第では1つの理由として関連している可能性があります。
このような状態、皆さんも思い当たる箇所はありましたか?
もし思い当たるものが1つでもあれば、日常生活や仕事、スポーツ等のために少しでも状態を改善したほうが良いかもしれません。
姿勢改善のためにセルフケアは出来ていますか?
普段の生活の中で、ご飯を食べる、歯を磨く、お風呂に入るなどの生活習慣を自然に行っていると思います。
ではそこで質問です。
皆さんが一番1日の中で行っていることは何でしょうか?
それは〝身体を使っていること〟です。
それにも関わらず、多くの方が
・ストレッチが苦手
・やるのを忘れてしまった
・筋トレはしてるけど、ストレッチは…
などとお話を受ける機会が多いです。
筋肉は使ってしまっているばかりで自分でケアをしなければ、生活の中だと『使用済みのお皿を洗わずにまた次の日に使う』のと同じことになります。
疲労や負担を残しては自分の身体のためにもならず、筋肉は硬くなり縮んで伸びなくなってしまいます。
柔軟性が低下して骨を引っ張り、悪い姿勢へと悪循環になってしまうため、少しでも状態改善をするためにはケアへの意識を高める必要があります。
負担はかかるのにケアをしない。という考えを根本から変えていきましょう!
i-care鍼灸整骨院では、どんな施術で姿勢を治すの?
骨盤・背骨の矯正
カイロプラクティックのようなバキバキしたものではなく、柔軟性を上げるためにストレッチをメインとしたアプローチを行います。
『歪み』は筋肉の緊張で引っ張られることにより起きるため、少しでも緊張を無くした上で肩甲骨・背骨・骨盤の位置関係を元に戻していきます。
当社オリジナルの手技治療
先ほどの歪みの原因同様に、筋肉の柔軟性低下が姿勢変化に大きな影響を及ぼします。
歪みを整えていても、筋肉の柔軟性・弾力性・筋力のバランスが改善されなければ、元に戻りやすい身体になってしまいます。
少しでも正しい姿勢に変えていくため、当社オリジナルの手技を行いながら姿勢における関連筋を中心に緩めていきます。
筋力強化
歪みを解消し、維持していくためには身体を支え、負担に耐えるだけの筋力が必要となります。
ただ、すべての筋肉を鍛えるわけではなく身体の軸となるインナーマッスルや〝反り腰猫背〟に関わってくる体幹部の筋肉を強化していく必要があります。
自重トレーニングは自体重を支えるために必要な筋力トレーニングです。
年齢を重ねたときにも腰が曲がったり不良姿勢になってしまうことで起きる膝や首などの不調等、身体のあらゆる面において負担がかからないように取り組めると理想的です。
正しい体の使い方を指導
状態が良くなってきたときに、いくら筋肉を緩めて筋力強化をしたとしても、使い方を間違え続けると、後々悪化してしまう場合があります。
負担のかかり方を減らすためにも、
・オーバーユース(使いすぎ)
・ミスユース(使い間違い)
この2点を無くしていくことが大切です。
スポーツ動作においてもこの2点はとても大事な要素になりますが日常生活においても必要なことなので、身体のバランスを悪くする動作を見直し、元の姿勢に戻らないようにしていきます。
姿勢改善に取り組むことは難しいことではありません。
しかし、それを維持し続けるのは難しいことです。
まずは簡単なことから行動として行うことで、未来は変わってきます。
全員が同じお身体ではありません。
i-care整骨院グループでは、1人1人に合わせた治療を、皆様のお身体がどうなっているのか【検査・評価】をした上で改善の方法をご説明、ご提案していきます。
施術やストレッチなど、当院独自の方法が様々あります。
猫背姿勢に本気で悩み、困っている方。
私たちが全力でサポートしていきますので、本気でお身体に向き合ってみませんか?
分からないことはお電話・LINE等、何でもご相談ください!