野球肩

  1. 投球時の投げ初めに痛みがある
  2. 全力で投球ができない
  3. 投げすぎると肩のだるさが強い
  4. 肩の痛みで連投ができない
  5. 長年、肩に痛みを抱えながら投げている

なぜ野球肩になってしまうのか?

野球肩とは野球をしている人が肩を壊してしまうことを総称で表します。野球で肩を痛めるということは日常ではあまり起こらない特殊な動きです。

オーバヘッド動作。肩よりも肘を上げて行うスポーツ(野球・バレーボール・テニス・ハンドボール)は肩を壊すリスクが大きくなります。

投球障害の原因

1.肩甲帯、股関節機能の低下
2.投げ方
3.投球数
4.セルフケアの怠り

肩のどこを壊してしまうのか?

実際に故障してしまう場所はたくさんあります。筋肉、関節唇、関節包、靭帯、腱板といった多くの箇所を故障するか可能性があります。 子供の場合は主に骨を痛めてしまいます。大人の場合は、関節唇という軟骨組織や靭帯などを痛めることが多いです。 どこを痛めたのか、検査と評価して探していきます。しっかりと原因を見極めることで、長年の抱えていた肩の痛みも良くすることができます。 野球肩でお悩みの方は50%以上の確率でインピンジメント。これが起こってきます。 投げるという動作は日常の生活でしない動作になります。そのため、投げるといった動作をしない人に比べて、肩故障するリスクは大きくなります。

インピンジメントとは何か?

野球している方の多くはこのインピンジメンという障害が起きます。これは肩の骨と骨とが衝突してしまい、痛みを引き起こしてしまうもの。
野球肩とは投げるという動作で肩関節の後方体(棘下筋・広背筋・小円筋・大円筋・後方関節包)等が硬まってしまいます。

この組織が固まることにより、肩関節の動きの悪さ(制限)がうまれて負担をかけてしまいます。 これを拘縮といいます。拘縮が強いと肩甲骨と肩関節の動きが悪くなり、上腕骨のつきき上げ運動で故障率が上がっていまします。

大人と子供での野球肩の違い

SLAP(肩関節上方関節唇)損傷

SLAP

高校生以上(15歳〜)で多くの大人がなる障害でスラップ損傷というのがあります。肩の内部には関節唇という軟骨で形成している組織があり、肘から上腕二頭筋腱(LBH)と繋がっています。 投球動作を繰り返すことにより、LBHの牽引力が働き、肩の内部にある関節唇がLBHから剥がれてしまいます。 進行具合により、程度が変わってきますが、進行してしまうと投球不能や手術になってしまう可能性もあります。

リトルリーガーズショルダー(上腕骨近位骨端線離開)

リトルリーガーズショルダーは投球動作を繰り返し行うことで成長段階である骨に牽引力や捻転力が加わり、骨端線という成長する軟骨が痛めてしまいます。

大人の場合は筋肉や腱、軟骨に負荷がかかります。しかし、子供の場合は成長期で骨が柔らかいために骨自体に負担がかかり、痛めてしまいます。

こどもの骨には骨端線という成長軟骨板があり、10~15歳くらいまでの成長が止まるまでは損傷をきたしやすいです。

野球肩の施術法

1.カウンセリング

悩みを聞かせてもらいます!

まず初めにカウンセリングにてお話を聞かせてもらい、どこを痛めているのか?どこを復帰目安にするのか?色々と現状を把握していきます。

ただ単に施術すればいいというわけではありません。痛みがなくなることは大事ですが、再度ならないために何が大切か。これをしっかりと見極めていきます。

2.検査&評価

評価が大切

野球肩になってしまうのは必ず原因があります。そこの原因を検査と評価をしながら、探していきます。

原因がわかったら、同じことを繰り返さないために説明をしていき、患者様本人にも痛めてしまった原因を理解してもらいます。

3.施術

オーダーメイドな施術

当院独自の施術法により、原因となる筋肉を緩めていきます。トリガーポイント、筋膜リリース、ストレッチ療法、トレーニングなどにより、肩関節を強くしていきます。

4.セルフケア&トレーニング

1度施術をすると楽にはなりますが、すぐには元に戻りません。しっかりとセルフケアをしながら常にいい状態を保つようにストレッチなどケアをしていきます。

その後、安定させるために関節を強化するトレーニングを行い、再発予防をしていきます。

同時にフォームの見直しで痛めてしまう原因をなくしていき、ケア予防と合わせて、パファーマンスアップに繋げていきます。

野球肩のアドバイス

野球肩を治すための第一歩は先ほども述べたインピンジメント。これをなくすことです。インピンジメントがあると必ず肩関節に対して大きな負担をかけてしまいます。

これは肩関節後方体(広背筋・棘下筋・小円筋・大円筋・後方関節包)の硬さを取ることが大前提です。

筋肉は柔軟性と弾力性に表されます。

弾力性=やわらかさ
柔軟性=伸びるやわらかさ

イメージとしては出来立てのお餅だと思ってください。触ったら柔らかく、伸ばすと伸びる。筋肉もこんな感じで弾力性と柔軟性ができると関節にかかる負担は減ってきます。

野球肩を治すために大事なセルフケアを2つお伝えします。投球障害で悩んでいる方もちろん、肩が張りやすい、パファーマンスアップに繋げたい!

様々な要望に応じれる簡単なセルフケアです。しっかりと確認してみて、行っていきましょう!

野球肩・野球肘がなくなるようにしっかりと肩関節のケア、肩甲骨のケアをしていきましょう!

まとめ

野球肩や野球肘の投球障害を根本的に治すためには!以下のことが大事になります。

1.肩甲骨の柔軟性
2.股関節の柔軟性
3.体幹の安定
4.手首の柔軟性

これらのことがしっかりとできると野球での肩の痛みは安定します。学生でも草野球でも社会人でも痛みなく、野球やスポーツができるようにするためにしっかりと体を良くしましょう!