寝違い
朝から首が痛く、仕事にならない。辛くて安静にしていても頭の重さでツラさを感じる。首が回らなくて運転がコワい。など『寝違い』には悩まされる状態が多いです。この痛みがいつまで続くのかも心配になりますよね。そんな一つ一つのお悩みにしっかりお答えし解消していくためのプランをすり合わせていきます。
寝違いとは?
寝違えとは捻挫の1つです。
急性疼痛に頚椎(首)や肩甲骨(肩)の運動可動域が制限された状態です。
特に睡眠中の寝返りや朝の起床時など無理な体勢になった時に寝違えが起きてしまいます。
又、長時間不自然な姿勢をとったり、寒冷にさらされたり、疲労した時など不自然に首を捻った時に一過性の筋痛として出るときもあります。
どちらにしろ筋線維を捻じる、固めた結果、血行不良によって起こる悩みになります。
寝違えの自覚症状とは??
頚椎の運動制限はあらゆる方向に見られます。特に捻った時(捻転)、側屈が制限されることが多いです。
痛みに関する筋肉、神経では、僧帽筋、菱形筋、胸鎖乳突筋、肩甲上神経などにみられます。
押して痛い時(圧痛部)に小指頭大のしこりを触れることもあります。(硬結部とも言います)
又、頸部から両側肩甲間部にまで疼痛が放散する事も少なくないです。
「頸椎や骨盤のゆがみ」が原因で、左右や前後の筋バランスが崩れている状態が続いていると「寝違え」をおこす可能性もあります。
放っておくと…?
「寝違え」で固まった筋肉を解消しないままでいると、、、、。
各部に血流を充分に行き渡らせる事ができません。そのため身体の各部は充分な酸素と栄養などを得られず様々な不調が現れます。
・首だけではなく、背中、頭、目の周りが痛い
・シビレが出てきた
・吐き気がする
・耳鳴り、音が聞こえずらい
など
寝違えを放置すると本来の体調に戻るまでに時間がかかってしまいます。
痛みが出た当日などできるだけ早めに相談することをおすすめします。
寝違いの施術法とは?
炎症が強い場合(熱感、腫脹がある場合)冷やしたり、そうではない場合は、温熱を加え手技療法、運動療法を行います。
また、当院オリジナルスウィング療法や軽い頸部・肩甲帯の他動運動・背骨矯正も有効なことが多いです。
筋肉柔軟性低下や冷えによる血流不足からくる軽度の「寝違え」であればストレッチやお風呂に浸かるなどで血流を良くして改善できます。(検査・評価は必要です)
軟部組織や靭帯損傷などに炎症、熱感がある場合の「寝違え」であればストレッチなどによって症状が悪化する場合があるため、患部の安静、無理な運動は控えて安静にした方が良いでしょう。(相談はお早めに)
状態によっては超音波・ハイボルテージの特殊治療によって痛みの改善に努めます。
自宅でのポジショニング、注意点からケアの仕方もしっかりと指導していきます。
全く首が動かせないという方もご来院されます。軽度でも何かあればお気軽にご相談ください、